トヨタ生産方式から学ぶ自動化で効率アップを実現!

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改善提案を考える前に、あの有名な世界のトヨタがしてきた改善提案例を紹介します。

トヨタの生産管理はロボットが中心となって業務の効率化を進めてきましたが、
はじめから上手くはいっていなかったようです。

そうでしょうね。

機械による自動化は段階を経て、現在のような精密な機器へと改良されてきたんですからね。

でも、トヨタの生産管理のヒントは、なんと「カウボ-イ」にあるようです。

トヨタの生産ラインも昔は、機器に異常があっても止まることがなく、その後は不良品を出し続けるため、万が一のことを考えて、機器1台に1人を付けて管理していたようです。

これって、人件費のムダですね。
いつ壊れるのか分からない機械に1人必要なんですから経費の無駄遣いといわれても仕方がないですね。

時代の背景から、仕方がないときでもあったので、どうしようもないわけです。

トヨタの生産方式は視点を変えて、機器に異常があったら止めてしまえばいいのだ。
異常停止装置をつけてしまえ!

となったようです。

業務の改善により、1人で何台もの機械を管理することができ、異常時には停止するようになったのですから、不良品の生産もなくなり

飛躍的に業務改善し、効率もよくなってきたのです。

カウボーイは数千頭もの牛を数人で管理していますが、全ての牛をみているのではないですね。
もし、そういった管理をするのであればカウボーイの数はどれだけいるのか。ですね。

牛の管理は、単に群れをまとめるだけなんです。
数頭が横にそれだすと、戻してやればいいのです。

業務改善におけるトヨタ方式は、ラインで問題がなければ何もしない。
異常時にだけ迅速に見直す。

これの繰り返しなんです。

ある意味、トヨタ方式の改善提案も3S(整理・整頓・清掃)なのかも知れないですね。


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